2023-01-01から1年間の記事一覧

足りないものはない

無いもの思うとほんとに無くて有るを感じると満たされていることに気がつく。 この2日でわたしの手に入ったもの達。 ・ピンクの鮮やかなマフラー・湯沸かしケトル・ファーの湯たんぽ・ガラスの急須・充電式ホットビューラー・リファーのドライヤー この冬に…

好きなことだけをする生き方

今日は、自分の気持ちを優先してみた。それも最を頭にもってきた優先オブ優先の”最優先”を。 今、自分が一番心地いいことする。自分勝手な日。 子ども3人+夫在宅。さらには徒歩5分圏内のお舅さんが1週間ぶりの退院の日というしがらみの多い日に強行に及…

方舟

「まさか…。」 そんな結末が待っていようとは予想だにしなかった。 方舟/夕木春央 著 読み終えたあと、恐ろしくて…なかなか寝付けなかった。 夜中まで読んでしまったゆえ、この時点で睡眠時間は残すところ4時間。 明日の自分の為に一刻も早くこの上ない深い…

才能

“血が、汗が、涙が、デザインできるか。” いや、できない…。 だから心が動かされる。 とにかくカッコイイの代表の様な生き様。存在自体がアート。 今日の本は石岡瑛子さんのこちら、 創造することについてを考える度、いつも感動と共に嫉妬めいた敗北の様な…

時として悲劇

相手が望むことを自分が拒絶するとき。その間に悲劇が起こる。 家族をしているとその時はたまに訪れてしまう。 いや……訪れない家族もいるかも知れないけど、我が家には定期検診みたいに時々訪れてしまう。 そして、それは今朝 訪れてしまった。 一旦悲劇か間…

700万の右手

「選ばれたでー」 帰宅するなり、息子がヌッと廊下から一枚の紙を引っさげて登場。 わたしは何に選ばれたのさっぱりわからなかった。 仕事後、買い物に出ようと思ったら窓から夕立を確認。 途端に本当は買い物に超絶行きたくなくて、ウダウダしていたという…

夜空に浮かぶ欠けた月たち

ただ、普通に生きる。 普通から離脱してる時、感じるのはその難しさ。 そもそも、普通ってなんだ……。 精神科医の井上智介先生が監修したという窪美澄さんのこちらの本。 数日の私の夜のお供。 一気に読破! ではなく、毎夜1話ずつゆっくりと読み進めるたくな…

書く

少し前、雑記ノートを1冊に絞った。 その最後のページを書き上げたのが一昨日。 別に誰にも褒められないノート1冊を使い切った! の達成感を1人密かに味わう。 ペラペラとページをめくりながら、5ヶ月かかって使い切ったのノートを中身を振り返る。 いつも同…

読書の秋

只今、絶賛読書week! がわたしの中ではじまっている。 改めて本が好きだ!! そう思える作品に出会えたときとっても幸せな気持ちなる。 他の作品を読んだことのある さとうみつろう、東野圭吾、窪美澄、犬飼ターボさんらの本。 その中に今回、初めましての…

心の宇宙

先週の日曜に娘はコロナから無事に生還。 家庭内感染者を1人として出すことなく待機期間がサラサラと明けた。 連休1日目は家族諸元、缶づめ生活を余儀なくされ休みモードの浮かれた気分も一緒にギュッ閉じめられたかのようだった。 日曜の朝、娘の完治を確認…

再びのコロナ

昨年の冬、家族全滅にまで追い込まれたコロナウィルス。 あんなに怯えていた生活から一転して、ノーマスク、会合、行事、いろんな催しが通常になされ始めた近頃。 かつての日常を取り戻すことで終息の線引きを自分の中でしていた様な気がする。 じわじわとそ…

死ぬまで生きる日記

10歳から25年間もの間、死にたいを思わなかった日がなかった作者が死ぬまで生きるために書いた日記。 が、本になったもの。 彼女の死生観にとても考えさせられた。 死を身近に意識するということは、裏を返せば何故、生きるのかの問いに行き着くこと。 心の…

続けていることと、続かないこと。

家族が勢揃いし続ける夏休み。が、やっと終わり二学期もそろそろ通常運転モード。 ポツポツと現れる1人の時間。束の間だけど。 家族がそばにいると、なんとなく自分のために没頭する時間が減る。 書きたいことがあったはずだけど、気づけば何もかけずにいた…

君たちはどう生きるか

私の夏休みが今日で終わる。 「やだーー」 と、家族に駄々こねみても終了のカウントダウンは確実に終わりに向かっている。 台風で1日は缶詰になってしまったこともあり、ますます終わりを惜しむ気持ちに拍車がかかる。 終わりを嘆いていても明日はやってく…

夏休みスペシャル

「今日はもう、夏休みスペシャルやから。」 子どもたちが夏休みに入って早くも2週間が経過。 我が家では、夏休みスペシャルのワードが乱用される日常を過ごしている。 ちなみに夏休みスペシャルとは何かというと、 夏休みだからという特別感をだして、かまけ…

立ち直る力

今週の本。 まずは、【立ち直る力】 本書は、そのほとんどが作者の辻仁成さんから息子さんに向けて書かれたもの。 「息子よ。」という冒頭の呼びかけを、外したら不特定多数の人への書物になるという発見から出版に至った本。 辻さんと言えば学生の時に読ん…

誰かの宝は誰かのゴミ

ずっと欲っしていたもの。 だけど本当にいるのか? と問われると即答できないもの。 そう思いながら、買い時をまんまと逃し続けてるものはないだろうか? わたしにとってのそれが今日ついに手に入った。 3年越しの思い。 それがこちら 鈴木啓水さんの【三体…

夜の時間

クーラーをつけながら、窓を網戸にして大胆に開ける。 これをわたしの中で贅沢づけと呼んでいる。 クーラーの冷風と自然の風を感じる窓辺での1人時間。 冷えすぎず、暑すぎない。快適な室温。 目の前の窓から見えるのは、黒色の広い空。 わたしの中の究極の…

一年後の手紙

ずいぶん溜まってきた。 一年後の誕生日の自分へ送る手紙と、母と兄弟たちからの一年後のお祝いの手紙。 今日の主役は長女。14歳になった。 去年の今日に14歳の長女へ書いた手紙を出してきてみんなで開封してケタケタと笑いあう。 子どもたちの1年分の成長…

天才と言われる人

オードリー・タン 彼女のファンなのです。 「自由への手紙」を読んでから。 こんな天才と同じ時代を生きてる。それだけでも勇気が湧いた。 それが丁度、コロナ禍のピークのは真っ最中であったから、余計に希望を感じたのだ。 どんな苦境にいても今、出来うる…

可愛いは正義

近所の商業施設での一コマ。 とある店先の軒下の方に携帯を掲げて群がる人々。 野次馬根性を駆り立てられ、進行方向とは逆にもかかわらずその群れに引き寄せられる。 見上げた軒下に可愛いつばめの家族が3羽。 かっかわええーー。 群衆のカメラ攻撃に応える…

夢だけど夢じゃなかった

「かぼちゃの種から芽がでてる!!」 朝、いつものように玄関から駐車場周りの掃き掃除していたら、視界の先にちらっと可愛い芽を発見。 数日前、次女が 「かぼちゃの種植えていい?」 洗いものをガチャガチャしていた時だったから気がそぞろの中 「いいよ」…

無駄の多い人生

「無駄の多い生涯を送って来ました。」 太宰の人間失格を意識した書き出し〜。 今日、自転車で爆走中にお寺前の格言に目が止まった。 “人生に無駄なことはない。 ただ、無駄にする人間がいるだけだ。” 時より、ふと目の前に現れる格言に心が引っ張られる と…

30年後もきっと絶対宝物

「これ、はい!」 長男が修学旅行から帰宅早々、お土産をくれた。 彼のチョイスは、広島といえばのど定番 もみじ饅頭。 両祖父母にはクッキー。 家族には乙女チックな小さなキーホルダー✖️5個。 このサイズ感がたまらん。可愛い。 最後の時間いっぱいまでお…

ルビンの壺が割れた

怖っ。 最初の1ページと最後の1ページとでこんなにも印象が異なる本に出会ったことがない…。 今夜の本。 表紙の醸し出す雰囲気と、“想像を遥かに超えたラスト” の帯から大ドン返し系のミステリーの類いなのかな?と思いワクワク読み始めた。 が、冒頭からあ…

旅立ちの朝に

今日から、6年生の長男が修学旅行。 行き先は広島。 生まれてこの方ずっと地元に住みづけるわたしの6年生の頃と全く変わらない。 30年近く時が過ぎてもこの界隈の子どもの修学旅行の行き先は変わらず広島なのだ。 そして、自分の広島の修学旅行の記憶が年限…

止まらない一日

一日中の中で何もしない時間はどれだけあるんだろう? というのは、じっとできない性格も合間って…忙しなく動いてしまう。 性格に薄々あってないと気づきつつ、デスワークを仕事に選ぶ矛盾。 向いてないけど、なんとなくそこに居場所を感じ。ほんのり必要と…

嬉しきかな

「紫陽花、また咲いてるやん」 日替わりで3人の子どとたちが花の咲き具合を教えてくれる。 去年は悲しきかな…。 申し訳程度に2、3本ひっそりと花をつけるだけだった。 が、今年は違う。玄関先の紫陽花は大賑わい。 子どもたちも、わたしも大喜び。 たくさん…

本当の姿

夕暮れまで今日もたどり着いたことにほっとする。 昼間の蒸し暑さは、あるひと時を境に影を潜める。 「今の気候がずっと続けばいいのにな」次女の提案に確かにそだねーと、返す。 全開の窓から地球が大きく深呼吸したみたいな風が勢いよく部屋中に流れ込む。…

母、本のソムリエになる

「この3冊をあなたに」 長女の学校では朝の10分読書の時間なるものを設けている。 そこで長女 「たったの10分でも、毎日読めば内容途切れんと読み終わるねんな〜」 読み切った達成感ともに、その本がいかに面白かったかを興奮気味に語ってくれた。 本好き母と…