読書の秋

只今、絶賛読書week! がわたしの中ではじまっている。

 

改めて本が好きだ!!

そう思える作品に出会えたときとっても幸せな気持ちなる。

 

他の作品を読んだことのある

さとうみつろう、東野圭吾窪美澄、犬飼ターボさんらの本。

 

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その中に今回、初めましての作者がお1人。

今週のラインナップに加わったのは

精神科医和田秀樹さん。

 

“なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学

表紙からしてもう既に明るい。

 

 

勝手な偏見で、精神科医の先生が書かれる本は説得力が二割増!

する気がする。

 

実際に読んで、とても勉強になった。

 

 

明るい人とそうでない人ととの差は圧倒的

な情報不足だ。

みたいなことが書かれてあって、確かに納得しか無かった。

 

わたし自身の経験を振り返ってみても然り。

知らないということが、不安や恐怖を助長させる。

時にそれは怒りをも招いて来たように思う。

 

未知なるもの。

予想のつかないもの。

終わりの見えないもの。

それらに強いストレスを感じてしまう方だ。

 

世の中には自分とは真逆で、未知なるものが大好物。冒険気質の開拓フェチみたいな人もいるけど…。

 

わたしはとても保守的な人間故、知らないということから自然とネガティブを誘発してしまうたちなのだ。

 

良からぬ考えが浮かぶ。

先暗示。

 

まさにまだ起こってもいないことに心を痛めている状態。

そんな心境の人が確かに明るいわけが無いよな…。

 


和田秀樹さんは

「やる前から答えを出さない」とも書かれている。

 

それよ!それ。ほんとに。それ。

 

今まで石橋を叩いて、叩いて、結局壊してしまうような生きをしてきたように思う。

 

 

《明るい》は生まれ持った気質、条件も無関係では無いだろうけど、この本に出会って、

それが科学だと知った今、もう既に気持ちは明るい。

 

それを証明するかのような出来事があった。

毎日のように電話で話す友達から、

「今日はえらい明るいやん」と言われた。

 


「えっ!」

わたしってば、早速明るいを科学しちゃったの!なんてびっくり!

 

単純に嬉しかった。

 

読書って不思議だなと思う。

強制でも、義務でもない。読まなくてもいいのをわざわざ探しだして、選んで、時間を割いて読むのだから。

読むはことは一見、非生産的な行為に思える時がある。じっとその場に留まり、あっという間に時間も経過してしまう。

 

だけども、その場に留まりながらにして得る知識は計り知れないのだ。人生を丸ごと変えるほどの衝撃を受けることだってある。

 

既に少なくとも、わたしは少し前のわたしより明るさを得た。

 

本には大きく愛おしい価値がある。