再読のすすめ
新しい本を読む時が一番心躍る。
新鮮だもの。
しかし、最近再読にハマっている。
掘り起こして過去の愛読書を毎日読み進めている。
今はこちら、ちょっと邦題がダイレクト過ぎてちょっぴり恥ずかしい…。
その時心に止まった箇所に付箋を貼りながら読むのが好きなのだけど、昔の自分がここぞと思った箇所は時を経てもやはり、ここぞ!だったりする。
そして、再読なのに初読のような新鮮を受けたり、また古い記憶を呼び起こたりもする。
当時の出来事と重ねたりして、あんまり進歩のない自分にまた出会う。
沢山の良書に恵まれているこのご時世。先人らがもがき苦しみぬいた中から見つけだした実体験に基づく幸福への指南。
それを経験もせずとも知識として得れるのは大変にありがたいことだ。
ただ莫大に知識は増えども、それを今度は自らが実体験しなくては、結局は知識の持ち腐れ。
知ってる気になって、ますます頭でっかちになりがち…。
知ってる!と、やってる!の距離が大きいほどその知識はただの自己満にしか過ぎなーなんて思う。
はるか昔の良書が今も引き続がれるのば、そのどれもが実体験だったから。
いくら、すんばらしい知識や真理がそこにあったとしても経験のない、どうやらそうらしい〜ではなんの説得力ない。
人を突き動かすもとは“感動”にあると思う。
感じて動くのだから。
もう、充分に知識は得てきた。
今こそ、それらを試すべき時。
やろう。やるしかない。
もはや、わたしの頭の中はあらゆる知識を得ての全ての複合型なんだから、それら全部実行できたらむしろ一番最強のはずじゃない?